アパート・マンションの外壁塗装を業者に依頼して施工が完了するまでには、おおよそ3〜4週間、建物の階数によってはそれ以上の期間を要する場合があります。工事の間はいろいろなことができないのではないかと不安を感じる方もいらっしゃるでしょう。特に洗濯物をどうしたらよいかと悩む人が多いようです。
塗装中は外干しはやめておいたほうがよい
アパート・マンション外壁塗装工事が完了するまでは、入居者の普段の生活に制約がかけられる場合があります。とくに、洗濯物外干しは、制約がかけられるといってよいでしょう。塗料の汚れが付く可能性や、塗装前の高圧洗浄による汚れも飛散することもあります。
とくに、外壁塗装の足場を組んだ後の、2日目から4日目の期間には、高圧洗浄や依頼箇所の塗装作業があることがほとんどで、この期間に外干しをするのは厳禁です。
それ以外の工事でも足場作成・解体の妨げになる、附帯調整作業をしにくくなるなど、業者が作業しづらい環境になるためできるだけ外干しはやめたほうがよいでしょう。また、洗濯物に直接塗料が付くことがなくても、塗料の臭いが移ってしまい洗い直しになることもあります。
外壁塗装期間中はどのように干すか
外壁塗装工事期間中には洗濯物はどう干せばよいのでしょうか。選択肢の一つが、室内に干すという方法です。
速く乾かしたいといって、窓のすぐ横で干すのは念のため避けた方がよいでしょう。窓の近くで作業している場合の塗料の飛散なども考えられますし、また作業しているスタッフに洗濯物を見られたくない場合もあるでしょう。
室内で洗濯物を干す場合には、外で作業をしていない部屋に干す、窓に近い部屋に干さないなどの工夫をするとよいでしょう。
コインランドリーなどの使用も検討する
洗濯物を見られたくない、悪天候が続いて洗濯物の乾きが悪いなどの状況もあるのではないでしょうか。そんなときにはコインランドリーの使用も考えましょう。コインランドリーであれば、洗濯と同時に乾燥もできるので、どんな天候のときでも大丈夫です。
しかし、コインランドリーを毎日利用するのは費用面の負担が大きくなります。毎日利用するのではなく、どうしても洗濯しなければならないものだけを家で洗濯し、3～4日間隔で利用するなど工夫するのもよいでしょう。
外壁塗装はその工事期間中も普段の生活をしていかなければなりません。とく洗濯物干しというのは、外壁塗装期間中はいつもと違う干し方をしなければなりません。衣服などが汚れないようにという意味はもちろん、業者の作業をしやすくするという観点からも、洗濯物干しは少し工夫する必要があります。業者とも施工のこと以外にもよく話し合って、スムーズに工事を終えられるようにしましょう。
