外壁塗装では、塗装中にどうしても空き巣に狙われてしまう懸念があるようです。本当に狙われるのだとしたら、対策も考えることができるでしょう。どのようなケースで簡単に侵入されるのかを調べてみましょう。
雨や風の音なども侵入には気をつけるポイント
沖縄は先祖から受け継ぐ建物が多く、古い建物をリフォームしたり、リノベーションしながら運営してる大家さんも多いです。気候風土によって、天候も変わりやすく、雨風の影響を受けやすいこともあり、沖縄で外壁塗装をするのであれば、おすすめされるシーズンは春先や秋口などの穏やかな気候の時期です。
晴れの日にも恵まれており、施工する外壁塗装業者も作業が円滑に進められる、そうした利点をあげています。反対に雨季はゲリラ雨、真夏日は塗料の仕上がりにムラが出てしまったり、台風の影響を受けてしまい、工事そのものがストップしてしまいます。
そうした天候もきっかけになりますが、外壁塗装中は空き巣被害が少なくない話しも耳にします。雨風によって犯罪の痕跡も消えてしまったり、例えば、窓ガラスを割ってから侵入するにしても暴風雨では音もかき消されてしまいます。狙われやすいのは本当なのかというだけでいえば、大いに考えられることので、しっかり対策をしておきましょう。
足場というドロボウにとっての好都合な条件に注意を払う
外壁塗装中、空き巣に狙われやすい理由があるとすれば、侵入経路がすでにつくられていたり、侵入する姿が周りから遮断されてしまうからです。施工を始めるとき、まずは『足場の設置』がおこなわれます。太い鉄パイプなどで足場を組み、塗装範囲は周りをシートで覆うことで塗料などが飛び散らないように配慮されています。
足場を組んでから外壁の洗浄をおこなうのですが、この場合も、隣家に塗料や水が飛び散らないように配慮しなければならず、建物全体をシートで覆うことになります。これが死角を作り、空き巣に狙われやすくなる理由でしょう。
足場があれば、二階にも容易にのぼることができますし、作業着を着用していれば業者に見えてしまいます。シートで外壁が隠れているのなら、侵入する姿さえも隠してしまいます。ですから確実にいえることは、侵入できる経路を遮ることはできないので窓の施錠だけはしっかり確認しましょう。施錠が一番の防止手段といえるでしょう。
臭いへの対策をも考えておきましょう
空き巣に狙われやすい理由がもう1つあるとすれば塗料の臭いです。これは近所の迷惑にもなってしまうために、配慮したい点でもあります。もちろん、優良店では迷惑をかけないように十分な配慮をしてくれます。施工前には近隣に挨拶をするために顔を出していて、苦情が出ないように外壁全面の養生に徹しています。
臭いのトラブルがなぜ空き巣に繋がるのでしょうか。外壁塗装をする場合、大概はシンナーを利用している油性塗料を使っています。その臭いは、家の中にいる住人にも臭うほどで、部屋の中がシンナー臭くならないように、窓を開けっ放しにしてしまうことがあるといいます。
解放したまま、ちょっと外出してしまったり、作業中のスタッフが休憩中に隙をみて侵入されることも少なからずあるようです。対策としては水溶性の塗料を使うことであったり、空気清浄機を稼動させることなど、窓を開けないことにあります。足場を撤去するまではなるべく留守にはせずホームセキュリティー強化に努めましょう。
外壁塗装中は空き巣に狙われやすくなるのなら、どう対応すべきかをチェックすることが必要です。まずは、侵入されやすいからこそ、侵入経路に着目しましょう。極力、自宅に待機しておきましょう。
また、窓から侵入されやすいので、窓の施錠を強化したり、窓を開けないことに努めましょう。不審者がいるなら、そうした通報も必要にもなりますから業者との意思疎通はしっかり図りましょう。