低汚染塗料とは
外壁は、アパートの第一印象にかかわる重要な要素です。汚れで黒い線がたくさん入っていると新規入居者獲得んいおいても印象はよくありません。外壁は常に太陽光や雨、風にさらされ、少しずつ劣化して汚れていきます。
10年に一度メンテナンスを行い、美しさを維持したいものです。外壁塗装でどのような塗料を選ぶべきか分からない方も多いかと思います。外壁塗装の塗料は数多くあります。アパート・マンションには低汚染塗料がおすすめです。
低汚染塗料とは、外壁の汚れを防ぎ、カビの発生を防止したりする機能のある塗料です。低汚染塗料は親水性があり、水に馴染みやすい性質です。
汚れは親油性のため、汚れを弾いて付着しにくいのです。低汚染塗料は雨水と馴染んで汚れを付きにくくします。また雨水と馴染んで付着した汚れを一緒に洗い流す効果もあります。セルフクリーニング効果があります。沖縄は台風が多く汚れや塩害もあるため、外壁が汚れやすい地域といえます。外壁の汚れを防ぐ低汚染塗料は、相性のよい塗料だといえるでしょう。
低汚染塗料の効果
低汚染塗料とシリコン塗料を板に塗り、カーボンブラックで外気汚れを再現したものを塗布行い実験しました。低汚染塗料の部分だ汚れが落ちたという結果が出ています。シリコン塗料の部分は汚れが完全に取れず、汚れジミのような状態で残ってしまったという結果になっています。汚れにくいという効果があるといえるでしょう。
低汚染塗料のメリット
低汚染塗料のメリットは、外壁に汚れが付きにくくなることです。長期間メンテナンスをしていない外壁で見かけるのが、雨すじ跡です。雨水と汚れが混ざり外壁を伝って流れ落ちる際に汚れの跡が残ってしまいます。何度も雨水を汚れが同じ部分を通ることで汚れが染みついていきます。低汚染塗料を使っていれば、雨すじの要因となる汚れをきれいに落としてくれます。
さらに、低汚染塗料の多くはカビや藻の発生を抑える効果もあります。そのほか、一般的に外壁塗装の塗り直しは10年に一度とされていますが、低汚染塗料の場合は12～15年の耐用年数があります。メンテナンスにかかる手間や費用を削減できるのも、低汚染塗料のメリットの一つです。
