外壁塗装の相場は？
外壁塗装のコストは塗装面積で計算されます
外壁塗装の費用は、塗装面積で決まります。つまり、全体の外壁面積を算出し、塗装しないドアや窓等の部分の面積を引いたのがおおまかなコストになるわけです。外壁の面積は延床面積の1.2倍程度とされています。
屋上防水と外壁の塗装で施工費用を抑えよう
外壁塗装のコストをで重要なのが塗装頻度です。塗装頻度が短いと、トータルコストがかさみます。その都度足場を組む必要があるためコストがかかります。外壁塗装の塗装頻度を抑えるために塗料に耐久性を求めることが重要となるでしょう。
外壁塗装の耐久性を高める方法としておすすめなのが、屋上防水と外壁のを行うことです。外壁のみ塗装し、屋根に防水をしないと雨水等が建物内部に侵入するということも考えられます。また屋根と外壁のそれぞれの状態が異なると、それだけ劣化を早めることにもつながります。
グレードの高い塗料で費用を抑える
外壁塗装のコストは塗料によっても大きく変わってきます。安い塗料は当然コストは下がります。しかし塗料によって耐用年数に違いがあります。安い塗料は耐久力が短いといえます。塗料のコストと耐久力のバランスを考え、ご自身の家に最適なプランを選びましょう。
塗料の種類と特徴とは？
外壁塗装に使われる塗料にはさまざまな種類があります。もっとも安いアクリル塗料の耐用年数は5年から8年とされています。また次に安価なウレタンは7年から10年とみてよいでしょう。実際30年住むとなると4回から6回程度は塗装する計算になるため、かえって高くつく場合もあります。
最近では永い耐久性の塗料も増えてきています。耐用年数が12年から15年のシリコン、12年から15年のナノテクノロジー塗料やラジカル制御型ハイブリッド塗料、15年以上の高耐久性のフッ素系、さらに20年超のの無機系ハイブリッドもあります。それぞれの塗料の特徴を把握し、検討しましょう。
日頃のメンテナンスも重要です
外壁塗装を安く済ませるためには、日頃のメンテナンスも重要です。30年以上経過すると、ひび割れなど激しい劣化が起こることも珍しくありません。その結果、クラック補修などの補修費用が割増となるため、補強工事費用がかさんで費用が高くつくことが多いです。数年ごとになメンテナンスを行えば、それだけ外壁塗装時にかかる工事費も抑えられます。
