外壁塗装の契約書にサインする際に気をつけること

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金額はとても重要

契約書の中で最も重要なことは、金額になります。契約書に定められている内容に拘束されますので、口頭で金額を約束したとしても、契約の書面に書かれている内容が優先されます。

例えば口約束で外壁塗装の費用は50万円と言われ契約を結んでも、契約書には80万円と書かれてあるとすれば80万円請求されても文句を言えません。これを覆すためにかなりの労力が必要で弁護士費用等が必要となることもあります。そのため余計な出費が発生するでしょう。そのため契約書に記載されている費用はしっかり確認するようにしましょう。

もう一つチェックしたいのが、追加料金が発生する可能性があるかどうかです。追加料金が発生するとは、例えば工事が始まってから大きな瑕疵が発見された場合です。このような場合、追加料金が発生してくるでしょう。追加料金を請求するといっても、どのような理由で請求するかを確認しておきたいところです。

文言が曖昧な場合には、業者に聞いておきましょう。
ただ途中で追加料金が発生することは滅多ありませんので必要に心配することもないでしょう

塗装にかかる期間なども確認しておくこと

外壁塗装は2、3日で終わるものではなく長期になることが多く、アパート・マンションの場合3週間〜5週間位の時間はかかります。実際の塗装作業中は、窓を開けることも難しく、外に洗濯物を干すことも無理でしょう。

契約書に施工期間が10日前後と書かれている場合は少し長めにかかると想定しておくとよいでしょう。なぜなら、雨が降っている場合外壁塗装をすることができず、作業が延期になるからです。

例えば契約を結び塗装がスタートしてから完了するまで3日間ほど雨が降ったとすれば、少なくとも3日程度は工事の完了が遅れると言うことになります。特に沖縄では雨が多い梅雨の時期などは、長期的に雨が降る可能性があり塗装が進まないことが考えられます。

つまり契約書の施工日数は鵜呑みにするだけでなく、余裕を持って日程を考えておくと良いでしょう。

クーリングオフも一応確認しておくこと

クーリングオフに関する規定も契約の書面に書かれている可能性があります。クーリングオフは、訪問販売等に適用されるため、業者側が自宅に訪問をし契約を結んだ場合に適用されると考えてよいでしょう。

一方で、インターネット上のホームページを見て、顧客側がその業者を選んだ場合にはクーリングオフ制度は関係ないと考えてよいでしょう。

外壁塗装をする場合には、その契約書の内容はとても大事になります。そして特に金額に関しては、いくら事前に口頭で安い金額であることを聞いたとしても、最終的には契約書に書かれている金額に拘束されることになります。

後は、塗装期間に関しても確認をしておくと良いです。契約の書面には、塗装するまでどれぐらいの時間がかかるか書かれています。もちろん雨が降る場合もありますので、少し長めに工事期間を設定しておいた方が良いでしょう。訪問販売で業者に出会った場合には、クーリングオフが適用されます。

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